原料費調整制度
原料費調整制度とは?
原料費調整(スライド)制度は、原料価格の変動に応じて、一定期間ごと(当社は毎月)に単位料金(1m3あたりの単価)を調整する制度です。原料価格は為替レートや原油価格の動き等により変化しますが原料費調整制度は、こうした経済情勢をすみやかにガス料金に反映させることを目的とした制度です。
    
原料費調整制度の仕組み
西日本ガスでは、基準となる原料価格(基準平均原料価格)と3か月ごとに算出した平均原料価格(財務省貿易統計のおよびプロパンの輸入価格により算定)とを比較して単位料金を調整いたします。

○基準平均原料価格
  基準平均原料価格・・・・67,220円/トン

○原料費調整による単位料金調整額
  単位料金調整額(円/m) = (平均原料価格(円/トン) − 基準平均原料価格(円/トン))
                     ÷ 100 × 0.127


○基準平均原料価格
  基準平均原料価格・・・・67,220円/トン

○原料費調整による単位料金調整額
  単位料金調整額(円/m
) = (平均原料価格(円/トン) − 基準平均原料価格(円/トン))
                    ÷ 100 × 0.127×(1+消費税額)
○月々のガス料金への反映
  ガス料金(円) =基本料金(円) +(基準単位料金(円/m) +単位料金調整額(円/m))
            × ガス使用量(m
        ※(基準単位料金 + 単位料金調整額) = 調整単位料金

○原料費調整の適用時期
お客さまのガス料金へ適用される、3か月ごとの平均原料価格の算定期間は以下の通りとなります。
平均原料価格算定四半期 調整単位料金の適用期間
1月〜3月 6月
2月〜4月 7月
3月〜 5月 8月
4月〜6月 9月
5月〜7月 10月
6月〜8月 11月
7月〜9月 12月
8月〜10月 翌年1月
9月〜11月 翌年2月
10月〜12月 翌年3月
11月〜1月 翌年4月
12月〜2月 翌年5月

○原料費調整のイメージ図